タンパク質の話

2017年06月2日

こんにちは!

横須賀市 佐原の 横須賀悠整骨院 院長の伊藤です(*^^*)

今日はタンパク質のお話を一つ。

タンパク質は筋、骨、腱、内臓などの材料となる栄養素です。肉、魚、豆などに多く含まれます。

タンパク質は糖質と同様小腸で吸収されますが、タンパク質のままでは大きすぎて吸収できないためアミノ酸という物質に分解され吸収されます(必須アミノ酸9種類と非必須アミノ酸11種類です)

また、アミノ酸の吸収には「桶の法則」と呼ばれる法則がありすべてのアミノ酸の足並みがそろったところまでしか吸収されないという特徴があります。

つまりAというアミノ酸が10mg,Bというアミノ酸が10mgあったとしてもCというアミノ酸が5mgしかなければAもBもCも5mgしか吸収されないということです。

👈伊藤作です(笑)汚い図ですいません(-_-;)

 

桶の法則を考えるとアミノ酸系のサプリメントは効果が疑わしくなりますね(-_-;)

つまりアミノ酸はバランスよく摂取することで吸収効率が高まるので、鶏肉しか食べない。魚しか食べない。豆や植物しか食べない。というのは非常にもったいないですよね。

 

そんなタンパク質ですが、足りないのももちろん危険ですが実は取りすぎも体に毒です(>_<)

アミノ酸にはアミン類と言われる物質が含まれており、この物質は体にとどめておくと危ない物質なのです。(毒物は基本的にこのアミノ酸から作られています。)

人間はこのアミン類を体外に排出するとき、肝臓と腎臓の働きでアンモニアという比較的安全な物質にして尿として排出します。この過程で肝臓、腎臓に負担がかかります。

何事も過ぎたるは及ばざるがごとしというわけですね。

 

ではどのくらいを目安に摂取するのがいいのかというと、

特に運動などをしていない一般の方では体重×1g  

筋肉のトレーニングを行っている方や筋肉量を増やしたい方は体重×1,5g

アスリートや運動をしている成長期の方、ハードトレーニングをする方 体重×2g

を目安にタンパク質を摂取するのが良いとされています。(タンパク質含有量はスマホで検索すれば簡単に調べられますよ♪)

是非お試しあれ(^_-)-☆ ダイエット 栄養 整骨院