腰椎椎間板ヘルニアについて

2018年04月23日

こんにちは横須賀悠整骨院の奥山です。

今回は腰椎椎間板ヘルニアについてお話していきます。

名称は一度は耳にしたことがあると思いますが、実際はどんなものなのか?わからない方も多いと思います。

解剖学のおはなしで、脊柱(せきちゅう)は椎骨(ついこつ)が上下につながってできています。上から頚椎、胸椎、腰椎、仙椎(仙骨)、尾椎(尾骨)に分類されていて、腰痛の原因になるのは、主に腰の部分にある5個の腰椎です。そのなかでも、ヘルニアの好発部位は腰椎下部4、5番間、5番仙骨間になります。これは腰椎下部、仙骨は角度はするどいためです。

椎骨は円柱形の椎体と、椎体からアーチ状に伸びた椎弓からできています。

椎体の後面と椎弓の前面に囲まれたトンネル状の空間が脊柱管といい、中に神経が通っています。椎体と椎体の間には椎間板というクッションの役割をしている組織があります。

さらに椎間板は髄核(ゼリー状←これが飛び出て神経を圧迫する)と線維輪からなります。

姿勢としては丸まり姿勢、くしゃみをすることにより前かがみになることにより、髄核が後方に飛び出て神経を圧迫することにより、痺れや痛みがでできます。

一度なってしまうと、最低2週間、場合によってはもっとかかります。椎間板ヘルニアになってしまった場合は、コルセットをして安静にすることが基本になります。後はハムストリングという太ももの裏の筋肉をほぐすことが大事になります。ある程度痛み、痺れが引いた段階で再発防止のためにトレーニングをしていきます。ここで注意が必要なんですが、腹筋運動をやりましょうとよく効きますが、腹筋運動は丸まり運動なので禁忌です。腰背部に筋肉の強化、腹圧をドローインで強化していきます。詳しく知りたい方はお問合せ下さい!!横須賀市久里浜から来院多数!横須賀悠整骨院の公式HPはこちら!