肘の痛み テニス肘 野球肘 とは?
2024年07月29日
まずはこちらをご覧ください。同じ症状で苦しんだバドミントン選手の改善例です
テニス肘 野球肘 って何?
肘が痛くて調べたらテニス肘、野球肘って出てきたけれども、テニスも野球もやらないよ。
という声をよく聞きます。
この記事ではそんなテニス肘、野球肘についてわかりやすく解説していきます。
テニス肘、野球肘というのは俗称で、正式名称は外側上顆炎、内側上顆炎と言います。
テニスも野球もやっていなくても、普通に発生しますのでご安心ください(笑)
主に図の位置で痛みが出ることが多く、適切な処置をしない限り長引きやすい症状でもあります。
この記事ではそんな外側上顆炎、内側上顆炎について分かりやすく解説いたします。
肘が痛いけど肘の怪我ではない?
外側上顆炎、内側上顆炎は肘の使い方よりも手首に症態があることが多く、肘の怪我ではなく手首の怪我ですよ。と説明することもあります。
その証として肘の曲げ伸ばしというよりも外側上顆炎なら手首を手の甲側に曲げた時に痛み、内側上顆炎なら手首を手のひら側に曲げた時に強く出ませんか?
使いすぎが原因?
よく外側上顆炎、内側上顆炎はover use (使いすぎ)と言われることがあるようです。
実はそうとも言えません。
同じ作業や動作をされる方の中でも外側上顆炎、内側上顆炎になる方とならない方がいますよね。
この違いは何か?
簡単に3つにまとめて説明します。
①手の根元の骨がずれている。
これは外側上顆炎、内側上顆炎の方は大多数に該当します。
これをまずは元に戻すところからスタートです。
ずれた骨を正しい位置に戻すことを整復といいます。
ずれた骨は自然に筋肉の牽引力などだけで戻ることは考えづらく、ずれている場合は整復が必要です。
②手首の関節の運動パターンがよくない
これも非常によくあるパターンです。
手首にとってよくない動きは、手首を小指側に曲げる動き+手首を反らすor丸める です。
手の甲を見てみてください。5本の指の付け根に腱の走行がわかると思います。
指を曲げるのも手首を動かすのも、基本はこの腱の延長線上が望ましいです。
一つ私が解説した動画がありますのでぜひリハビリにご活用ください。
③肩関節の運動パターンがよくない
こちらはなかなか厄介なパターンです。
肩関節周辺の筋肉の評価と可動域テストで明確になります。
これが一緒に存在すると施術期間が少し伸びる傾向にあります。
主に肩関節が過剰に内巻きの方が該当しやすいです。
まとめ
いかがでしたか?
冒頭の動画のように五年ものの症状を持つ方でも横須賀悠整骨院の施術で改善事例が多数あります。
長引く症状に1人で悩まず、気軽にご相談くださいね!