膝の側副靱帯損傷でお悩みの方へ。横須賀悠整骨院の対応と症例紹介

2025年04月9日

   

神奈川県横須賀市 久里浜と北久里浜の中間に位置しております。横須賀悠整骨院です。
(広々専用駐車場も16台ご用意しております。運転に自信のない方でも安心してお車でお越しいただけます♩)

「膝の内側が痛い」「スポーツ中に膝をひねってしまった」「歩くたびに膝が不安定」――こうした膝のトラブルに心当たりはありませんか?

このような症状の背景にあるものの一つが「膝関節の側副靱帯損傷」です。今回は、その特徴や原因、当院での施術方針、症例、さらに論文に基づいた情報をご紹介します。

側副靱帯損傷とは?

膝関節の安定性を保つ靱帯のうち、左右の内外を支えているのが側副靱帯です。
        •       内側側副靱帯(MCL):膝の内側にあり、外からの力に対して膝が内側へ曲がらないよう支えます。
        •       外側側副靱帯(LCL):膝の外側にあり、内からの力に対して外側への不安定さを防ぎます。

これらの靱帯が、スポーツや日常生活中の急な動き・外力によって損傷すると、「側副靱帯損傷」となります。

原因と主な症状

原因として多いのは:
        •       サッカーやバスケットボールなどでの横からの接触
        •       ジャンプや切り返し動作での膝のねじれ
        •       転倒や交通事故による外傷的な力の集中

よくある症状は:
        •       膝の内側・外側の圧痛・腫れ
        •       膝を曲げ伸ばしするときの痛み
        •       関節の不安定感や「グラグラする」感じ
        •       歩行時や階段昇降時の違和感・不快感

 

当院での対応方法

横須賀悠整骨院では、側副靱帯損傷に対して、保存的なアプローチ(非手術的対応)を中心に行っています。

【1】初期評価と安静・固定

受傷初期には、痛みと炎症を抑えるためのアイシング・包帯固定・テーピングを行います。必要に応じて、医療機関への紹介も行います。

【2】可動域の改善

痛みが落ち着いてきた段階で、膝の動き(ROM)を回復させるための運動療法を始めます。

【3】筋力・バランス強化

大腿四頭筋やハムストリングスの筋力をつけることで、膝の安定性を高め、再発予防を図ります。

【4】復帰に向けた動作トレーニング

スポーツ選手やアクティブな生活をされている方には、段階的な動作訓練を通して安全な競技復帰を支援します。

 

症例紹介:40代 男性 サッカー中の受傷

 

● 状況

社会人サッカーの試合中、相手選手と接触し、膝の内側を痛めて来院。歩行時にも不安定感あり。

● 施術と経過

初期にアイシング・圧迫・テーピング固定を施行。3日後から軽い可動域運動を導入。2週間目には大腿部の筋トレとバランス訓練開始。5週目で痛みは軽減し、軽いジョギングも可能に。8週目には復帰許可。

● 結果

競技復帰後も違和感はなく、予防のためのエクササイズを継続指導中。

文献に基づく保存療法の有効性

当院が行う保存的対応は、臨床研究においても有効性が確認されています。

● 文献①:日本国内の理学療法研究

「内側側副靭帯損傷に対する理学療法の一考察」
→ 保存療法(物理療法+運動療法)により、日常生活レベルから競技復帰まで改善がみられると報告
引用元:https://cir.nii.ac.jp/crid/1390282680643028992

● 文献②:海外のレビュー論文(PubMed)

「Nonoperative treatment of medial collateral ligament injuries of the knee: a review of the literature」
→ 多くの軽度~中等度損傷では非手術的介入で十分に回復可能とされる
引用元:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC11202733/

 

横須賀悠整骨院からのメッセージ


膝の痛みや不安定感は、放っておくと慢性化し、日常生活にも影響を及ぼします。
側副靱帯損傷は、早期の正確な評価と適切な処置により、手術をせずに改善が見込めることが多いケガです。

当院では、症状の程度やライフスタイルに合わせて、オーダーメイドの施術プランをご提案しております。
少しでも不安を感じたら、お気軽に横須賀悠整骨院にご相談ください。