神経症状の原因とは?圧迫説と牽引説の違いをわかりやすく解説
2025年04月3日

神経症状の原因とは?圧迫説と牽引説の違いをわかりやすく解説
神奈川県横須賀市久里浜駅と北久里浜駅の中間に位置しています。
「横須賀悠整骨院」です。
(横須賀南警察署とリーフスタジアムのある通り沿いです。
手や足に痺れを感じたり、筋力が入りにくかったりする症状——。
こういった「神経症状」に悩まれている方は、決して少なくありません。
「ヘルニアだから神経が圧迫されているんです」
「坐骨神経痛は神経が引っ張られているから」
整形外科や整骨院でこのような説明を受けたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実は、神経症状の原因については、「圧迫説」と「牽引説(けんいんせつ)」という2つの考え方があります。
今回は、この2つの理論についてわかりやすくご紹介しつつ、当院の対応方針もお伝えいたします。
圧迫説とは?【神経が押されて症状が出る】
圧迫説とは、「神経が物理的に押されていることが神経症状の原因である」という考え方です。
たとえば、以下のようなケースが当てはまります。
• 椎間板ヘルニアによって、脊髄神経が押されている
• 腰椎すべり症により、神経の通り道が狭くなっている
• 骨の変形(骨棘など)で神経に接触している
レントゲンやMRIなどの画像検査で「神経が狭い部分を通っている」と確認されると、多くの場合この圧迫説が採用されます。
特徴としては、痛みや痺れが持続的であることが多く、重度になると筋力低下や感覚障害が見られることもあります。
ただし、注意すべきは「画像上、神経が圧迫されていても、必ずしも症状が出るとは限らない」ということです。
実際に、画像上で神経が圧迫されていても無症状の方もいます。
牽引説とは?【神経が引っ張られることで症状が出る】
一方で、牽引説とは「神経が引っ張られる、または過剰な張力が加わることによって神経症状が出る」という考え方です。
たとえば、こんな状況が該当します。
• 姿勢の悪さや骨盤のゆがみによって、神経が伸ばされている
• 筋肉の緊張によって、神経が周囲から引っ張られている
• 動作や体勢の変化で一時的に神経がストレッチされる
この説では、必ずしも画像に明確な異常が映らないことが多く、「症状はあるのに原因がはっきりしない」と言われるケースでも注目されています。
牽引による神経のストレスは、一定時間や姿勢で悪化し、体勢を変えると軽くなることが多いのが特徴です。
圧迫?牽引?両方の視点が必要な理由
実際の臨床の現場では、「圧迫」と「牽引」が同時に関わっているケースが多いと考えられます。
例えば、ヘルニアによる軽度の神経圧迫がある状態で、さらに姿勢の崩れや筋肉の緊張によって神経が引っ張られると、症状が強く現れる場合があります。
したがって、神経症状のケアには「圧迫」と「牽引」の両面からのアプローチが必要不可欠です。
横須賀悠整骨院でのアプローチ
当院では、神経症状に対して次のような方針で施術を行っております。
1. 状態のヒアリングと評価
丁寧なカウンセリングと、姿勢・可動域チェックにより、神経に関わる要因を見極めます。必要に応じて、病院での画像検査もご案内します。
2. 筋肉・関節のバランス調整
過剰に神経を引っ張っている筋肉の緊張を緩和し、必要であれば骨盤や背骨の調整を行います。
3. 神経のストレスを軽減する運動指導
普段の生活動作のクセや、座り姿勢・歩き方のアドバイスを通じて、再発予防にも取り組みます。
4. 必要以上の矯正は行いません
神経症状の原因は複雑で、体に負担をかける強引な手技は逆効果になることもあります。当院では、安全性と持続性を重視した施術を提供しています。
まとめ|神経症状でお悩みの方へ
「神経の圧迫」と「牽引」――
この2つの視点を持つことで、症状の原因をより立体的に理解することができます。
もしあなたが、
• 長引く痺れや痛みに困っている
• 病院では異常なしと言われたけどツラい
• 手術をすすめられたけど、できれば避けたい
そんなお悩みをお持ちでしたら、横須賀悠整骨院にぜひ一度ご相談ください。
一人ひとりの状態に合わせた「無理のないケア」で、日常生活を取り戻すお手伝いをいたします。
「公式LINE」からもご相談可能です。
あなたの一歩を、心からお待ちしております。