五十肩・四十肩

  • ✅突然肩の付け根や前が痛み始めた
  • ✅頭を洗いづらい ・エプロンが結べない
  • ✅夜も痛みが強く寝返りも打てない
  • ✅痛みはなくなってきたが固まったまま
  • ✅肩に不調を覚えてからもう半年以上経っているのに改善してこない

このような状態にお困りの方はいらっしゃいませんか??

この状態、「肩関節周囲炎(五十肩・四十肩)」かもしれません。

肩関節周囲炎は肩関節の周辺の筋肉がつかい癖等によって炎症を起こし、その癖が除去されていないが為に何度も何度も再受傷を繰り返している状態です。

例えば膝を擦りむいたとして、せっかく瘡蓋になっても傷をまた擦りむけば元の状態になってしまいますよね??

これが肩関節周囲炎が長引く要因です。

通常、炎症症状は2週間から長くても3週間で軽減してくるものですが、肩関節はその構造の脆弱性から、再受傷を繰り返すループに入り中々改善しない特殊な状況となりやすいのです。

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肩関節周囲炎を治す上で大切なこと

肩関節周囲炎にはフェーズ(進行段階)が存在します。

ストレス期→炎症期→拘縮期→凍結期→回復期

です。

肩関節周囲炎を治す上で大切なのは、フェーズによって必要なアプローチが異なる事。

そして、痛みを出している筋肉がどの筋肉なのか、どんな癖や姿勢、筋肉の弱化が原因となっているのかをしっかりと見極めること。

最後に、癖が治らなければ痛みが治らない為、長期戦であるということを覚悟の上、しっかりと腰を据えて治す心構えを持つこと。

が大切となります。

フェーズの流れについて少し詳しく説明します

まずはストレス期からご説明していきます。

ストレス期とは、症状はまだないものの、実は肩関節に負担をかけ始めている時期のことでいわば肩関節周囲炎予備軍と言っていい時期のことです。

症状はないまでも兆候は見え始めている方もおられます。

例えば

✅腕を上げると耳までつかない、もしくは肩の上の方に詰まった感じの痛みがある

✅両手を前に出して、手のひらを上に向けた時、手のひらが上に向きづらい方がある

✅肩の前の出っ張りが左右で形が違う

✅いつも同じ方に横向きで寝ている

✅しつこい肩こりがある

✅肩や指先、脇の下などにもやもや痺れがある時がある(そんな方はこちらも参照)

 

などです。

ちなみにこのストレス期の問題点が解決されなければ、痛みが長引くことが多く、一度良くなっても何度も再発する肩が多くおられます。

肩関節周囲炎で最も大切なことは、そもそものこの時期に存在した根本の原因を除去することです。

 

次に炎症期です。

炎症期はストレス期にストレスを受け続けた肩関節がついに炎症を起こし始める時期です。

痛みは強く、熱を発する方もいます。

腕を上げたり、後ろに回すのが辛くなり始めます(結髪動作、結帯動作の障害と呼ばれます)

炎症期後期に入ると夜間痛といい、寝る前に疼いてしまったり寝返りが痛くて何度も起きてしまう方もいらっしゃいます。

 

 

次に拘縮期です。

拘縮期は、炎症を起こし続けている組織を体が防衛反応として袋で囲い、隔離することによって可動域制限が生じる状態です。

動きが一気に悪くなった。

痛みは減ってきたが動きは硬くなった。

などは拘縮期の特徴です。

 

次に凍結期です。

別名フローズンショルダーとも呼ばれ、まさに凍った肩です。

痛みはさらに減りますが動きは最高潮に固くなります。

 

 

最後に回復期です。

ここまで来るまでに、経過は本当に人それぞれです。

✅どれくらい過去の習慣や姿勢を改善できたか

✅炎症をいかに小さく抑えられたか

✅栄養状態や自律神経の状態は良好であったか

✅必要な方向性の施術の質と頻度を確保できたか

✅年齢、代謝

さまざまな要因で回復期間が大幅に異なります。

また、肩関節周囲炎は、一度炎症期後期までレールに乗ってしまうと途中で段階を飛ばして回復することはありません。

どの段階にあってもすぐに適切な介入を始めるべきです。

 

当てはまると思った方は、なるべく早めにご相談ください!

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