猫背矯正について

2018年03月16日

こんにちは!横須賀市 佐原の横須賀悠整骨院 伊藤です。

今週は雨続きのようですね。

私は花粉症なので舞い上がった花粉を鎮静化してくれるのでは?とひそかに期待しております(笑)

 

さて今日は猫背についてお話します。

猫背の方の主訴として多いのが

肩の上が張ってしまう

頭痛や吐き気が出る事がある

背中がむかむかする、痛い

呼吸が浅い気がする

肩関節が動きづらい、ぱきぱき音がする

などです。

 

すべて理由があって起きるものなので1つずつお話していきます。

まず猫背の姿勢になってしまうと肋骨の前側の肋間筋と言う筋肉が収縮していきます。

すると肩関節と首が前に変位し背中が丸くなります。(円背)

肩関節が前に変位すると腕の重さを肩の上の筋肉(僧帽筋)がすべて支えるようになります。(本来は鎖骨が働くはずだが猫背では働かなくなる)これが肩の上のハリ感の正体です。

 

猫背になって首が前に出てきてしまうと首の骨(頚椎)が頭を支える重心がズレ、ストレートネックやクレーンネックになります。

頭の重さが頚椎に正しく乗らないため頚椎、胸椎周りに不要な筋緊張が起こります。

頚椎の周りには脳を栄養している頸動脈と椎骨動脈がありますから、これに圧迫が加われば頭痛や吐き気にもつながります。

 

また、背中が丸くなっているという状態は胸椎(肩甲骨の間にある背骨)が屈曲して固くなってしまっている状態を表しています。

動きが悪くなった胸椎はムズムズするようなムカムカするような感覚を引き起こします。

 

背中が丸まっていると胸郭、肋骨も縮まったまま固まっていきますので肺の可動域が狭まり呼吸も浅くなっていきます。

 

 

猫背はただの姿勢の癖だと侮られがちですが実は様々な体の不調を引き起こす原因になりうるのです。

 

猫背を治すには

①胸椎、頚椎、肋骨、肩関節等動きが悪くなっている関節をしっかりストレッチしていく。

②ある程度関節荷動きが出てきたら関節が正しいポジションで安定するようインナーマッスル(スタビライザーマッスル)を活性化していく。

の二点が大切です。ただやみくもにマッサージやハリを打っても治りません。

どこに行っても治らなかった猫背、肩の痛みにお悩みの方、是非一度当院にご相談ください。

 

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