椎間板ヘルニア

  • 腰を動かすと痛い
  • ももの裏やふくらはぎに痛み、痺れがある
  • 椎間板が狭い もしくはヘルニア と言われた
  • 体を前屈みにしたり 座っていると辛い
  • もう何度も腰痛を繰り返している

上記が当てはまる方の中には椎間板ヘルニアの方がいるかもしれません。

 

ここでは椎間板ヘルニアについて解説するとともに今後行うべきケアについてお話しできればと思います。

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腰椎椎間板ヘルニアとは?

腰椎椎間板ヘルニアとは腰椎の間に挟まっているクッション(椎間板)がダメージを受け、クッションの中に入っていた核(髄核)が椎間板の外に飛び出し神経を圧迫してしまい腰の痛みや痺れを誘発します。

ただし、椎間板の隙間が狭くなっていても、髄核が椎間板から飛び出していても痛みも痺れもないことも多いです。

なぜなら上図のように椎間板から飛び出した髄核が神経にダイレクトに当たらなければ基本的には不快感は出ないことが多く、飛び出した神経がたまたま神経に当たってしまう確率はそこまで高くないのです。

故に椎間板の厚さが狭くなっている と言われたからといって悲観はしなくて大丈夫です。

症状が出るのはあくまでも 椎間板に傷がつき→髄核が椎間板から飛び出し→神経にピンポイントで当たった場合です。

椎間板自体はどうしても加齢とともに変形、変性していくものなので幅が狭くなっているだけではそんなに心配しなくて大丈夫です。

 

また、多くの場合ヘルニアは片側の神経を圧迫する程度の大きさで起こるため、片足のみに痺れ等が出ることが多いのも特徴です。

よく起こるのが腰の下の方(腰椎4番と5番の間)は多いと言われています。

ヘルニアかも!どうしたらいい? 今後行うべきケアについて。

①まずは鑑別をしっかりしましょう!

 

ヘルニアは飛び出した部分が腰の神経を圧迫して、坐骨神経痛と同じような痛みや痺れを出します。

坐骨神経痛の他にも似たような状態を引き起こす怪我があるため、本当にヘルニアの圧迫による痛み、痺れなのかを見極める必要があります。

似たような痛み痺れを出す可能性があるものは

・坐骨神経痛

・梨状筋症候群

・脊柱管狭窄症

・神経線維と筋繊維がうまく滑走していない(意外と多いです。)

・股関節の位置や使い方の問題(これまた多いです)

などたくさんの種類があります。

本当に腰椎椎間板でのヘルニアであることももちろんあるのですが、私の経験則状、ヘルニアの疑いでいらした方の中でもかなり多くの方がヘルニア以外の原因での神経圧迫や炎症を起こしており、ヘルニアの施術以外で効果が出る方も多い印象です。

 

 

②原因動作や日常生活動作、姿勢の見直しを一緒にしましょう!

ヘルニアであっても、他のものであっても、結果(痛み痺れなど)あるところには原因があります。

ヘルニアにしてもアンラッキーでなることはなく、原因があるわけです。

どんな動作や姿勢がリスク要因となるのか分かりやすくご説明いたします。

原因を解明せずに痛みだけを取ったとしても、原因が残っていれば再発する可能性が高くなります。

再発防止に努めていきましょう!

姿勢矯正